これからのこと、被害届や告訴といったことは、警察官だけあって和臣がすべて手続きしてくれることになった。
被害届は提出したから事件として扱われることになるが、ただ、情状酌量という気持ちはすでに梓にも和臣にもあった。
よって、示談としてことを済ませようかという方向性で話を進めている。
まだまだすべて解決したとはいかないが、少なくとも和は無事であったのだし、気持ちの面でのショックも、診断によると医者が驚くくらいに、事件性の割には少ないものだったそうだ。
それはもちろん、「絶対パパが助けてくれるって信じてた」と自分で言った気持ちのためだろう。
少し落ち着いてきて、一時は無事に当日おこなえるかと心配だった和の誕生日祝いも、こうして無事開催できそうだという次第である。
被害届は提出したから事件として扱われることになるが、ただ、情状酌量という気持ちはすでに梓にも和臣にもあった。
よって、示談としてことを済ませようかという方向性で話を進めている。
まだまだすべて解決したとはいかないが、少なくとも和は無事であったのだし、気持ちの面でのショックも、診断によると医者が驚くくらいに、事件性の割には少ないものだったそうだ。
それはもちろん、「絶対パパが助けてくれるって信じてた」と自分で言った気持ちのためだろう。
少し落ち着いてきて、一時は無事に当日おこなえるかと心配だった和の誕生日祝いも、こうして無事開催できそうだという次第である。



