エリートSPはようやく見つけたママと娘をとろ甘溺愛で離さない

「美穂。お前には悪いことをしたと思っている。だが許せるものか、俺の一番大事なものを奪おうとしたんだからな」

 その声はやはり恐ろしいほど静かだったが、はっきり怒りが滲んでいた。

「ねえ、ちゃ……ん!」

 穂住の声も聞こえた。

 ザッ、と土の音も。

 どうやら穂住が美穂に抱きついたようだ。

「ねぇちゃぁん……!」

 今度こそわんわん泣き出すのがすぐに聞こえた。

 そして、次に別の声も聞こえた。

「うっ、……ぁ、うわぁーっ!!」

 すべてを引き裂くような鋭い声は、美穂が、まるで痛みのすべてを吐き出すように絶叫した泣き声であった。