エリートSPはようやく見つけたママと娘をとろ甘溺愛で離さない

「久しぶりね、かずくん。SP……おまわりさんだなんて言って、うちの子を脅すなんて、えらくなったものよ」

 美穂は男の子の肩をしっかり抱いて、睨みつけるような視線で和臣を見た。

 逆に和臣は戸惑ったような顔になる。

「お前、この子は……」

「甥よ。姉の子」

 質問と答え。

 そのやりとりで関係性はわかった。

 美穂がこのようなところにいた理由もわかった。

 だが、言った内容に頷くわけにはいかない。

「俺は和の……娘のパパとしての言葉を言っただけだ」

 気を取り直したのだろう。

 和臣は和臣で、和を守るようにしっかり体に腕を回した状態で言い切った。