エリートSPはようやく見つけたママと娘をとろ甘溺愛で離さない

「これ以上、同じことをするなら許さない。和のパパは、いつでも和を守るって約束したんだよ」

 静かな口調で、だがきっぱりと言った。

 少し離れた場所で見守る形になった梓のほうが、息を呑んでしまうような口調と様子だった。

 怖くないのに、その声には決意がはっきり溢れていたのだから。

 そのとき、不意に和が動いた。

 しゃがんだ和臣にしがみつく。

「そ、そうだよ! パパは絶対にわたしを守ってくれるんだから! だからいじわるなんて、怖くないもん!」

 和臣が怒鳴ったり手を出したりしなかったこと。

 それから和自身が、和臣にしがみついてではあったけれど、「怖くない」と言い切ったこと。

 両方から男の子は実感しただろう。

 これ以上、和にちょっかいを出すなら、こんなことでは済まないと。