「素敵だね。和臣さん、和にもありがとう」
梓も身を乗り出して、それを見つめた。
ブレスレットも、和の輝く瞳も、梓の目には、なにより美しいものに見えた。
「いいや、和にも約束のものを渡したかったからね。でも、指輪だとまだ危ないかと思って」
お礼を言うと、和臣は当たり前だというように、目元を緩めて微笑んだ。
確かに和の年齢で指輪は、たとえおもちゃであっても、なくしたり、誤飲をしてしまったりという可能性が完全になくなり切らない。
よって大きめの素材でできたブレスレットなのだろう。
そういうところも気の回るひとなのだ。
梓はそこにも感動してしまった。
このブレスレット、どう見ても大人向けではないが、かといっておもちゃにも見えない。
どういうところで作ってもらったんだろう、と不思議に思った梓だったが、すぐに答えを知ることになる。
梓も身を乗り出して、それを見つめた。
ブレスレットも、和の輝く瞳も、梓の目には、なにより美しいものに見えた。
「いいや、和にも約束のものを渡したかったからね。でも、指輪だとまだ危ないかと思って」
お礼を言うと、和臣は当たり前だというように、目元を緩めて微笑んだ。
確かに和の年齢で指輪は、たとえおもちゃであっても、なくしたり、誤飲をしてしまったりという可能性が完全になくなり切らない。
よって大きめの素材でできたブレスレットなのだろう。
そういうところも気の回るひとなのだ。
梓はそこにも感動してしまった。
このブレスレット、どう見ても大人向けではないが、かといっておもちゃにも見えない。
どういうところで作ってもらったんだろう、と不思議に思った梓だったが、すぐに答えを知ることになる。



