蓮「───相良くん、ごめん。ゲームの話…また今度でもいい?」

相良「っあ・・・はい。いやっ・・・わ、分かった」

 突然敬語を話したかと思うと、慌てて言い直したヤンキー相良。蓮くんの眼鏡を外した姿に驚いたのだろうか?っと莉央が首を傾げる中、、


蓮「莉央ちゃん、戻ろう」


 目隠しをしていた手を降ろし、そのままそっと莉央の手を握った蓮。


莉央『蓮くん、大丈夫?ヤバいこと、させられたりしてない?』

蓮「うん、なんともないよ。莉央ちゃんが心配してくれたのは嬉しい…けど、こんな危険なこと…もう二度としないで。俺だって、心配になるから」


 蓮の言葉に胸を撃ち抜かれた莉央は、力強く頷いてみせる。そんな彼女を見て蓮は優しく笑うと、、


蓮「いい子だね、莉央ちゃん…好きだよ」


 なんて…そんな甘々な蓮の言葉たちにより莉央は今日も蓮に夢中になる。