ヤンキー「──は?!ちょ、待てよ!!!」
全速力で走って逃げるという、、古典的な方法で乗り切ろうととにかく走った莉央。
ヤンキ「待てよっ!!!!」
莉央(いや、待たねぇよっ!
追いかけてくるから逃げるんだよ!!)
こんな訳の分からないヤンキーに追いかけられるなんて、おそらく人生で最初で最後だろう。出来ればこんな経験をすることなく生きていきたかったと切に願う莉央だったが…
ヤンキー「──はい、捕まえたっ」
その願い虚しく男性の脚に勝てるはずもなく、後ろから力強く腕を引かれ油断した莉央はその力に耐えきれず、地面に尻もちをついて倒れ込む
ヤンキー「手間掛けさせんじゃねーよ、生意気だねお前…あーイラつく。なぁ、一発ヤらせろよ」
倒れ込んだ莉央の上に跨ってきたヤンキー。莉央は力を振り絞って抵抗してみせる
莉央『っや、やめてくださいっ!!誰かっ、助けて、』
ヤンキー「うるせぇなっ…アンタ、自分が悪いんだよ。速水なんかと付き合うから、、」
莉央「蓮くんを、悪く言うのはやめて!」
っと、莉央が大声で叫んだ時、、
蓮「あーあ・・・俺のタカラモノ、傷付けちゃったね。お前、死ぬ覚悟デキてる?あのさ、いい加減退けよ。その女の上に跨っていい男は俺だけだって、2億年前から決まってんだよ。」