「えっと、、、明日翔くん。
ちょっと……離れよっか……」
明日翔くんの顔色を窺うように
弱気で提案をしてみた。
それなのに……
「オマエと離れたくないに
決まってるじゃん!」
目の前に立つ明日翔くんが
凛とした瞳で私の目を見つめ
「すっげー苦労したんだからな。
俺の星の奴らを、説得するの」
乱暴な口調で
怒鳴りってきたと思ったら
「花湖の恋心を奪いに来た!
俺だけのものになるように」
右手は恋人繋ぎのまま
反対の手で
優しく私の頬をさすってきたから
……えっ?
……どういうこと?
発した言葉の意味も
愛おしい人を見つめているような
明日翔くんの甘く揺れる瞳の熱も
全く理解できなくて
明日翔くんと視線を絡めたまま
私は首を傾けてしまう。



