「一年後、俺達ヴァンピはまた
この講堂でライブを開催してやる!
その時に俺はステージの上から
みんなに呼び掛ける。
『俺よりも、誰かを
溺愛してる自信がある人は
このステージに上がってこい!』ってな。
みんなで、恋の自慢大会しようぜ!
客席にいる人たちに
ペンライトを振って
判定してもらうんだ。
ステージで愛を語った人の中で
誰が一番
好きな人を溺愛してるかどうかをさ」
「めっちゃナイスなこと
思いついただろ?」と
ピースした指の第一関節を
ピョコピョコ曲げている明日翔くん。
溺愛勝負と聞いて
狂夜さんも黙っては
いられなかったみたい。
「悪いけど、俺が優勝すると思うよ」
と、客席向かって王子様ウインク。
「俺だって
狂夜に負けるつもりないし」
狂夜さんの腕に
こぶしを食い込ませた明日翔くんは
狂夜さんと視線を絡めるなり
火花をバチバチバチ。



