恋心を甘く溶かしたような
ハニーボイス。
うっとりと聞き惚れてしまったのは
愛おしい姫君を溺愛するような
甘い瞳で、見つめられているから。
大好きな人から
私は視線を逸らせられない。
もしかして
魔法がけられちゃったのかも。
『一生、明日翔くんしか愛せない』
そんな恋の永久魔法を。
明日翔くんに溺愛されたくて
たまらなくなっちゃった私。
身の程知らずの贅沢願望が
湧き出てきて
自分で感情制御ができないから困る。
私は立ち上がった。
講堂に集まった全生徒に
注目されている、この状況。
血液が沸騰しそうなくらい
恥ずかしいのに
周りの目が気にならないから不思議。



