「まぁ~
みんなに二度見されちゃうよね。
告白メッセージが書かれたネクタイを
頭に巻けって言われたら
私も恥ずすぎて、穴に潜るもん。
じゃあ私が
結びなおしてあげるよ。
裏替えせば
誰にも文字は見られないでしょ?」
それはナイスアイディアだ!
「沙織ちゃん、ありがとう」
「どういたしまして」
「あの……雛形さん……」
ん?
私の隣の席から
男の子の声が聞こえたような……
って……
「あっ、成瀬くん!」
ごごご……、ごめんなさい。
沙織ちゃんがビックリ発言を
連発してたから
隣の席に座ったままの
成瀬くんの存在を、忘れていたよ。
無視していたわけじゃないんです。
本当にごめんなさい!



