「あとはさ……」
「これ以上
まだなにかあるのですか?」
「花湖の靴箱に
大量のナメクジを……」
「ナメクジ?」
「ああ、昨日の帰りに
こっそり入れたんだけど。
あいつら、逃げえ出したみたいでさ」
「ももも…もしかして……
今朝の靴箱ナメクジ大量事件は……
明日翔、あなたの仕業だったのですか?」
「地球のナメクジって
思ったより移動距離あんのな。
まさか一晩で
花湖の靴箱から逃げ出すとは……」
「明日翔!
ナメクジを褒め称えている場合じゃ
ないでしょうが!!」
「なに怒ってんの?
俺、まずいことした?」
「自分の靴箱を開けて
ナメクジなんか出てきたら
誰もがギャァァァ!!って
腰を抜かすに決まっているんです!」
「それはさ
は虫類やヌメヌメを気持ち悪い生物だって
決めつけてる、ノエルの感覚だろ?」
「私だけでは……」



