「花湖の机に、こっそり入れといたんだ」 「なっ…、なな……何をですか?」 「メロンパンだよ!」 俺は八重歯を光らせ、両手ピース。 「ノエルも大好きだもんな、メロンパン。 嫌いな奴なって絶対いないじゃん。 アハハ~~」 と、豪快な笑い声も追加しちゃった。 ゾンビ顔だったノエルの顔に 安堵の熱が戻っていく。 「そうですか、そうですか。 ほっとしました。 花湖さんの大好物をサプライズで 机に忍ばせておいたのですね」 と、ソファにすわりながら 胸をなでおろしている。