「はぁぁぁ~~
私は大事なことを伝えたいんです。
明日翔、ちゃんと聞いてください」
「聞いてる」
「まぁ~
ソファで私に背を向けて座り
ふてくされた5歳児みたいに
ほっぺプクっの明日翔には
優しい態度で接しても
魔王みたいに怒り狂って怒鳴りつけても
なにも心に響かないでしょうね。
普段なら
我が子が愛おしい母親以上の溺愛を注いで
明日翔を可愛がるとこですが
どうしてもあなたにわかって欲しいので
私は言葉を止めません」
「ウザい奴」
「私が聞き耳を立てていたのは
あなたが好きな子を
理事長室に連れ込んで暴走しないか
心配だったからですよ」
「だから、俺を5歳児扱いするなっつうの」
感情のコントロールくらい
できるっつうの。
まぁ、~~
大好きな花湖と二人だけっていう
ドキドキに襲われて
暴走チックだったなとは
反省しなくもないけど……
襲ってはないし。
理性保ってたし。
ギリ、なんとかセーフ。



