「こう見えても、俺って宇宙の王子じゃん?
女なんてムダに寄ってくるし
とっかえひっかえは当たり前。
まぁ今は、こいつが
可愛くてたまんないんだよなぁ~」
明日翔くんはスマホを見つめると
チュッ!
リアナさんへ愛を届けるように
スマホの画面に口づけをした。
「今度リアナを、花湖に紹介するよ」
八重歯が光るほど飛び切りの笑顔を
私に向けて放ってくる。
リアナさんを紹介なんて
しなくていいから。
「リアナは、性格が俺に似てるんだ。
だから絶対に
花湖と親友になれると思うんだよねぇ」
私がリアナさんの親友?
明日翔くんって、何を考えているの?
さっき私のことを傷つけたくないって
言ってくれたよね?
明日翔くんが他の女性を
愛おしく思っているだけで
私の心は地面に
たたきつけられちゃうんだよ。



