スマホに写る二人の親密度が 濃厚すぎて、言葉が出ない。 裏切られたような絶望感が 私の心臓を傷めつけてくる。 「どうした? 俺のスマホを見て固まるなんて」 ソファに座ったまま 陽気に肩を揺らした明日翔くんは 「あっ、こいつが気になった? リアナって言ってさ 俺の幼なじみで、婚約者なんだ」 わざわざ私の顔の目の前に スマホ画面を突き付けてきた。 私が隣で絶句しちゃうのも 無理はないよね? 明日翔くんに婚約者がいるなんて 予想もしていなかったんだから。