急にソファが沈んだ。
揺れに戸惑い
明日翔くんの方に体を向ける。
その瞬間
私の頬は何か固い部分に押し当てられ
気がつくと私は
明日翔くんの腕に包まれていた。
ソファに座ったまま
大好きな人に抱きしめられている
この状況。
幸福すぎ。
もう二度と
明日翔くんから離れたくない。
「あのさ、花湖」
名前を呼ばれただけなのに
急に明日翔くんの声が
男らしく聞こえだしちゃった。
抱きしめられているからかな?
「明日翔くん、何?」
「オマエってさ
カワイイこと言ってる
自覚ってあるの?」
「えっ?」
「オスを刺激するような
可愛いことばかり言ってると
理性をふっ飛ばした
俺様宇宙人にさらわれて
UFOに押し込まれて
襲われるからな」
えっと……
明日翔くんの言っている意味が
よくわからないんですけど。



