ポツンと空き教室に残された俺。 って、結局ウソかよ!? はぁ~。 雑用押しつけられてるやつから 雑用押しつけられるなんて…。 んだよ…じゃあ職員室行かなきゃなんねぇじゃん…。 メンドくせ~。 そう思いながらも まだ俺はドキドキしていた。 微かに残る松山の甘い香水の香りが 俺をさらに松山でいっぱいにさせた…。 俺は もう 松山のトリコになっていた…。