松山が目の前に来ると 俺は手に持っていた 2つの鞄を下に落とした 「ちょっと!!何してんのよ?」 驚いた顔をして言う松山… 俺はそんな松山を 無視して 松山の細い腕を掴んだ… すると 「なんなの!?」 俺を睨みつけながら 言う松山… そんな表情(カオ)さえ 魅力的に見えて 頬が熱くなるのを 感じながら俯いて 『俺にも…してよ…』 小さな声でポツリと 言った…