「起立、礼、ありがとうございました。」 「綾菜ちゃん、芽衣ちゃん一緒にお昼食べよ!」 午前最後の授業が終わった直後にカバンを持った桜子ちゃんと芽衣が私の席にやって来た。 「うわぁー!!相変わらず綾菜ちゃんのお弁当美味しそうだね!!」 「流石瑞希さん。昔から良く遊びに行くとお菓子とかご飯とか凄かったからね。」 「そうかなぁ??」 私のお母さん(井上瑞希)は昔から料理が好きらしくいつも食卓は豪華だった。 今ではそれが当たり前になって来てるんだけどね。