ー小学生5年のバレンタインー


放課後の教室。



『・・・・八神くん。これ・・・・』




少女は綺麗にラッピングされた小さな箱を少年に差し出した。



『・・・・えっ?これ僕に?めちゃ嬉しい。ありがとう。』





少年はこの時は嬉しそうに帰って行った。





しかし、この出来事が全ての始まりだった。