「専務、そんな冗談よしてください!
心臓が壊れてしまいますつ」
桜良は顔を手で隠したまま
益々体を縮こませた。
今、専務の顔を間近で見てしまったら、
卒倒してしまいそうだ。
「上杉さん、俺はいつも君には正直だよ。
だから、こっちをみてくれないかな?」
竜海は桜良の頭に手を置いたまま、
懇願するように囁いた。
桜良は竜海の言葉に観念したように
覆っていた手を下ろすと
竜海は「やっと見てくれた。」と
嬉々とした笑みを浮かべて呟いた。
そして、竜海は桜良の頭に乗せていた手を
下ろすと、今度は桜良の熱く染まった頬にそっと触れた。
「頬がサクラ色になってる..」
そして優しい眼差しを桜良に向ける。
桜良の心臓が痛いほどにドキドキと高鳴って
竜海が触れる頬は益々、熱さを増してくる。
「専務..胸が苦しいです。」
桜良は訴えかけるように呟いた。
「俺も、上杉さんと出会ってから
ずっと心臓が苦しいよ...
まるで俺の心臓が君を好きだって叫んでるようだ。」
専務が私を好き. . .?
そう専務に言葉にされても、
ずっと憧れていた人物に
私の頭も心臓もついていかない。
心臓が壊れてしまいますつ」
桜良は顔を手で隠したまま
益々体を縮こませた。
今、専務の顔を間近で見てしまったら、
卒倒してしまいそうだ。
「上杉さん、俺はいつも君には正直だよ。
だから、こっちをみてくれないかな?」
竜海は桜良の頭に手を置いたまま、
懇願するように囁いた。
桜良は竜海の言葉に観念したように
覆っていた手を下ろすと
竜海は「やっと見てくれた。」と
嬉々とした笑みを浮かべて呟いた。
そして、竜海は桜良の頭に乗せていた手を
下ろすと、今度は桜良の熱く染まった頬にそっと触れた。
「頬がサクラ色になってる..」
そして優しい眼差しを桜良に向ける。
桜良の心臓が痛いほどにドキドキと高鳴って
竜海が触れる頬は益々、熱さを増してくる。
「専務..胸が苦しいです。」
桜良は訴えかけるように呟いた。
「俺も、上杉さんと出会ってから
ずっと心臓が苦しいよ...
まるで俺の心臓が君を好きだって叫んでるようだ。」
専務が私を好き. . .?
そう専務に言葉にされても、
ずっと憧れていた人物に
私の頭も心臓もついていかない。



