Restart〜二度目の恋もきみと

竜海さんはキスをしながらフッと笑いを零すと
「積極的な桜良もいいもんだな...」
そう呟いて今度は私の胸元に顔を埋めると
胸の先端に吸い付いた。

「あぁッ」

思わず体が弓なりに反れて
まるで自分からもっとして欲しいとせがんでいるようだ。

竜海さんに片方の胸は揉まれ、そして片方は舌で転がされわたしの脳みそはクラクラととろけそうになる。

「桜良...この身体も心も全部俺のものだから...」

竜海さんはそう呟くと、私の首元に唇を押し付けて
チウツと小さな痛みが走った。

私はその痛みにハッと首元に目を落としたが、そこがどうなっているかは自分からは見ることができない。
しかし、竜海さんのやばいといった表情からきっと私の首元には
しっかりと赤い痕が刻まれているに違いない。

「竜海さんっ、見えるところは止めてくださいよっ」

私はムッと口を尖らせると上目遣いに竜海さんを睨んだ。

「大丈夫。そんなに分からないから。」

竜海さんはキスマークを付けた場所を指で優しく触れながら
誤魔化すように苦笑いした。

私が「もうっ」と膨れっ面を浮かべていると
竜海さんはチュッと私の唇に軽くキスをした。

そしてまだ膨れっ面の私を見て困ったように笑いを零した。

「ごめん。そんな怒るなよ。代わりにちゃんと奉仕するから...」

竜海さんはそう言って私の腕を掴むと
「桜良、そこに後ろ向いて手をついて」
そう言って私を立たせた。

私は「えっ...?」戸惑いながらも竜海さんに言われた通り
竜海さんに背を向けて壁に手をついた。

すると竜海さんは「良い子だ」と満足そうに呟いてから
私の下半身に大きくなったものがあてがった。

「えっ?竜海さんっ、ここでですか?」

「うん。奉仕するって言っただろ?
それに我慢できない..今すぐ桜良がほしい」

いつも最後はベッドに移っていたので
私は竜海さんの問いに戸惑ってしまう。

「ごめん。気丈に振る舞ってはみたけど
やっぱり嫉妬で自分が押さえられそうにない。
今すぐ、桜良を抱いて安心したいんだ」

竜海さんはそういうと、グッと私の腰を持って下から突き上げてきた。