Restart〜二度目の恋もきみと

私の上に覆いかぶさったまま、
ぐったりと肩で息をする竜海さんが
愛おしくて腕を回すとギュッと大きな体を抱き締めた。

竜海さんは私に抱きしめられたまま、フッと微笑んだ。

「桜良はまだ物足りないみたいだね..」

そう言う竜海さんの私の中に繋がったままのものが
再び大きさを増してきて、竜海さんはバッと上体を起こした。

「えっ、、竜海さんっ、
ちょっと待って、少し休みましょうっ」

再び動き出す竜海さんに私は焦って離れようとするが
グッと腰を掴まれて逃げることができない。

「好きだよ、桜良」

そう言ってにっこりと微笑みかける竜海さんに
“私も好きですけど、ちょっと休ませてください”
と、体をよじるが案の定、竜海さんは休ませてくれることはなかった。

そして、そのまま竜海さんに抱かれ続けて
私がやっと解放されたのは明け方のことだった。