桜良は「はい...」と抱きしめ返す。
「なあ、桜良?もしかしてあの写真見て俺のこと嫌いになったりしてない?」
例え今あの写真が偽物だと分かったとはいえ、
この数か月の間、桜良は俺と松谷が浮気していたと思い込んでいたのだ。
その間に心が離れていってしまうことだってあるだろう。
そう考えると俺は不安で仕方がない。
「竜海さんが私のこと嫌いになれないって言ったように
私も竜海さんを嫌いになんてなれないんです。
私の気持ちは今も変わりません。あの時のまま竜海さんが好きです」
そう言って見上げる桜良に俺の心はキュッと締め付けられて
まるで吸い寄せられるように桜良の唇に自分の唇を重ねた。
桜良の唇はとても柔らかくて
ついばむように桜良の唇を堪能する。
だけど、桜良が俺の背中の服をギュッと握ると
体の奥からカアっと何か熱くなるのを感じて
次第にこんな軽いキスでは物足りなくなってくる。
「ふっ...んぁ... 」
俺は少し開いた桜良の唇から自分の舌を差し入れる。
「んんっ..」
桜良の官能的な声に“ここは桜良の実家なのだ”ということが
頭をよぎりながらも激しく絡める舌を止めることができない。
「なあ、桜良?もしかしてあの写真見て俺のこと嫌いになったりしてない?」
例え今あの写真が偽物だと分かったとはいえ、
この数か月の間、桜良は俺と松谷が浮気していたと思い込んでいたのだ。
その間に心が離れていってしまうことだってあるだろう。
そう考えると俺は不安で仕方がない。
「竜海さんが私のこと嫌いになれないって言ったように
私も竜海さんを嫌いになんてなれないんです。
私の気持ちは今も変わりません。あの時のまま竜海さんが好きです」
そう言って見上げる桜良に俺の心はキュッと締め付けられて
まるで吸い寄せられるように桜良の唇に自分の唇を重ねた。
桜良の唇はとても柔らかくて
ついばむように桜良の唇を堪能する。
だけど、桜良が俺の背中の服をギュッと握ると
体の奥からカアっと何か熱くなるのを感じて
次第にこんな軽いキスでは物足りなくなってくる。
「ふっ...んぁ... 」
俺は少し開いた桜良の唇から自分の舌を差し入れる。
「んんっ..」
桜良の官能的な声に“ここは桜良の実家なのだ”ということが
頭をよぎりながらも激しく絡める舌を止めることができない。



