それから、桜良と俺は揃って
桜良の家を訪れると玄関から
桜良が「お母さーん、ちょっと玄関まで来て」とお義母さんを呼んだ。
すると奥から桜良のお義母さんが「桜良?なーに?」と
エプロン姿で出てきた。
「あら竜海くんっ」
桜良のお義母さんは玄関で桜良の隣に立つ俺をみて
目を真ん丸にして驚いた表情を浮かべる。
「お義母さん、夜分遅くにすみません。
ご無沙汰しております。」
俺は桜良のお義母さんに向かって深々と頭を下げた。
「どうしたの?二人そろって急に。」
「驚かせてすみません。
実は仕事が忙しくて桜良さんを放ったらかしに
してしまい、出ていかれてしまったのですが、
僕はどうしても、桜良さんとやり直したくて。
桜良さんに許してもらえるように同棲という
形から初めてほしいと頼み込んだんです。
僕は桜良さんに許してもらえれば、もう一度やり直したいと
思っています。」
「まあ...専務ともなったら忙しいなんて当然だわ。
桜良ったら、そんなことで拗ねてたのね」
桜良のお義母さんは驚きながらも少し嬉しそうだ。
「いえ。あの時ちゃんと僕が桜良の話を聞いておかなかった
のが悪かったんです。なので、お義父さんとお義母さんにも
同棲のお許しを頂きたいのですが」
「お義父さんは今日は接待で遅くなるから
私から伝えておくから大丈夫よ!!
それより、竜海さん上がって上がって。
すぐに準備するから
ご飯一緒に食べていったらいいわ。」
桜良のお義母さんはそう言って嬉しそうに部屋の奥へと入っていった。
桜良の家を訪れると玄関から
桜良が「お母さーん、ちょっと玄関まで来て」とお義母さんを呼んだ。
すると奥から桜良のお義母さんが「桜良?なーに?」と
エプロン姿で出てきた。
「あら竜海くんっ」
桜良のお義母さんは玄関で桜良の隣に立つ俺をみて
目を真ん丸にして驚いた表情を浮かべる。
「お義母さん、夜分遅くにすみません。
ご無沙汰しております。」
俺は桜良のお義母さんに向かって深々と頭を下げた。
「どうしたの?二人そろって急に。」
「驚かせてすみません。
実は仕事が忙しくて桜良さんを放ったらかしに
してしまい、出ていかれてしまったのですが、
僕はどうしても、桜良さんとやり直したくて。
桜良さんに許してもらえるように同棲という
形から初めてほしいと頼み込んだんです。
僕は桜良さんに許してもらえれば、もう一度やり直したいと
思っています。」
「まあ...専務ともなったら忙しいなんて当然だわ。
桜良ったら、そんなことで拗ねてたのね」
桜良のお義母さんは驚きながらも少し嬉しそうだ。
「いえ。あの時ちゃんと僕が桜良の話を聞いておかなかった
のが悪かったんです。なので、お義父さんとお義母さんにも
同棲のお許しを頂きたいのですが」
「お義父さんは今日は接待で遅くなるから
私から伝えておくから大丈夫よ!!
それより、竜海さん上がって上がって。
すぐに準備するから
ご飯一緒に食べていったらいいわ。」
桜良のお義母さんはそう言って嬉しそうに部屋の奥へと入っていった。



