いつものルーティン、学校の図書館で小説を借り16時22分発の電車を待つ。
一番後ろの車両に乗るために端のベンチに座り小説を開き読み始める。この時間が一番好きだ。
彼氏が欲しいと密かに思いつつ、学生が一番多い車両を避けている。
あの和に入る勇気がない…
女子も男子も学校帰りは笑いながら、駅ビルのカフェや可愛らしい雑貨屋などで楽しんでいる。
私は…いつもと変わらず。後ろの車両で…
一番後ろの車両は本当に静かだ、学生も数える程度。
そんな私の色の無い世界が少しずつ色を持ち始めるなんて想像もしていなかった。
あの日まで…
一番後ろの車両に乗るために端のベンチに座り小説を開き読み始める。この時間が一番好きだ。
彼氏が欲しいと密かに思いつつ、学生が一番多い車両を避けている。
あの和に入る勇気がない…
女子も男子も学校帰りは笑いながら、駅ビルのカフェや可愛らしい雑貨屋などで楽しんでいる。
私は…いつもと変わらず。後ろの車両で…
一番後ろの車両は本当に静かだ、学生も数える程度。
そんな私の色の無い世界が少しずつ色を持ち始めるなんて想像もしていなかった。
あの日まで…


