イケメン生徒会長と病弱なツンデレ美少女との恋物語

「橘。まだ帰らないのか?」
「この子が起きるまでは」



あれから結構時間経つけど起きる気配がない。



「うん、、、」
「あ、起きた??」


寝ぼけてる。



「生徒会長!?」
「猪熊。お前が具合悪くて動けなかったから保健室まで運んできたんだぞ」
「ありがとうございます。重くなかったですか?」



気にするのはそんなとこ!?



「全然重くないよ?それより軽すぎてご飯きちんと食べてるのか心配なくらい」


そう。
それくらい軽かった。




「橘。猪熊を駅まで送って行ってくれないか??」
「それは構いませんけど。この子と帰ったらこの子の彼氏に怒られちゃうかな」
「あ、あの。俺、恋人なんかいない」




それにはびっくりした。
こんなに可愛いのに。
逆かな。
可愛すぎて周りの男たちが手を出せないんだな。
きっと。


「カバンは教室かな?」
「はい」
「何組?」
「A組です」



A組は頭がいいか極端に頭が悪いかの子たちの混合。
きっと前者だと思う。




「頭がいいんだね」
「たまたまです。入試で1番だっただけで」




入学式の新入生挨拶違う子だったよね。



「新入生挨拶は違う子がしてなかった?」
「俺、体調よく崩すから理由を話して変えてもらったんです」



駅まで彼女を送り届けると駅には迎えに来ていた。



「じゃあ学校でね。知ってるかもしれないけど俺は橘颯太。キミは?」
「悠希です!猪熊悠希」
「じゃあまたね、悠希ちゃん」



そう言って手を振ると彼女は手を振り返してくれた。
ホント可愛いんだから。