「いってきます」
いつものように朝ごはん食べて家を出る。
送り迎えはいつも父さんの秘書兼運転手の磯崎にしてもらっている。
帰る時はスマホで連絡して。
「悠希!」
「純」
こいつは幼なじみの假屋純平。
「純平様。お嬢様を宜しくお願いいたします」
そう言って磯崎は帰っていく。
まぁ、いつものことだけど。
「悠希。笑えよ!可愛い顔が台無しだぞ?」
「可愛い顔って何だよ!」
「お前は女なんだから笑ってろよってこと」
そう。
俺は戸籍上は女。
だから女性特有の毎月のアレもくるし小さいけど一応胸もある。
何故か『私』って言いたくなくて俺って言い出したら家族に嫌われた。
嫌われたというか無視されているというか。
きっと女のくせにって思われてるんだろう。
『きゃあ!颯太!』
なにこの黄色い声は。
アイドルかなにかか?
「ね、純。あの人は?」
「それマジで言ってんの?」
「うん」
「どんだけ他人に興味ないんだよ。あの人は橘颯太。うちの生徒会長」
「生徒会長なんだ」
「お前入学式休んだからな、仕方ないか」
「頭よし、運動神経よし、顔よしだから女がほっとかないんだよ」
「この間クラスの子が橘先輩に手紙渡したとか言ってた」
「チャレンジャーだな」
「悠希。教室行かないと」
「うん」
純平と途中まで一緒に教室へ向かう。
「あ!悠希ちゃん」
俺に話しかけてくるのは山中みなみ。
休みがちな俺を気にかけてくれる。
彼氏がいるんだそうだ。
「今日は体調いいの?」
「うん!」
俺ははっきり言って身体が丈夫じゃない。
朝調子よくても昼過ぎると熱が出てくるんだよな。
せっかく高校に入ったのに。
本当はもっともっと勉強したいのに。
そして。
お昼休み。
「保健室に行ってくる」
「大丈夫?」
「大丈夫だよ。いつものことだもん」
どうしよう。
いつもより頭がふらつく。
「熱出てきた?」
「うん」
「何も心配しなくていいから。寝てなさい」
保健の先生は何も聞かない。
俺が起きるまでいてくれる。
「??」
「いつもより熱が高いから冷えぴた貼っておくね」
冷えぴた気持ちいい。
気がつけば熟睡していた。
いつものように朝ごはん食べて家を出る。
送り迎えはいつも父さんの秘書兼運転手の磯崎にしてもらっている。
帰る時はスマホで連絡して。
「悠希!」
「純」
こいつは幼なじみの假屋純平。
「純平様。お嬢様を宜しくお願いいたします」
そう言って磯崎は帰っていく。
まぁ、いつものことだけど。
「悠希。笑えよ!可愛い顔が台無しだぞ?」
「可愛い顔って何だよ!」
「お前は女なんだから笑ってろよってこと」
そう。
俺は戸籍上は女。
だから女性特有の毎月のアレもくるし小さいけど一応胸もある。
何故か『私』って言いたくなくて俺って言い出したら家族に嫌われた。
嫌われたというか無視されているというか。
きっと女のくせにって思われてるんだろう。
『きゃあ!颯太!』
なにこの黄色い声は。
アイドルかなにかか?
「ね、純。あの人は?」
「それマジで言ってんの?」
「うん」
「どんだけ他人に興味ないんだよ。あの人は橘颯太。うちの生徒会長」
「生徒会長なんだ」
「お前入学式休んだからな、仕方ないか」
「頭よし、運動神経よし、顔よしだから女がほっとかないんだよ」
「この間クラスの子が橘先輩に手紙渡したとか言ってた」
「チャレンジャーだな」
「悠希。教室行かないと」
「うん」
純平と途中まで一緒に教室へ向かう。
「あ!悠希ちゃん」
俺に話しかけてくるのは山中みなみ。
休みがちな俺を気にかけてくれる。
彼氏がいるんだそうだ。
「今日は体調いいの?」
「うん!」
俺ははっきり言って身体が丈夫じゃない。
朝調子よくても昼過ぎると熱が出てくるんだよな。
せっかく高校に入ったのに。
本当はもっともっと勉強したいのに。
そして。
お昼休み。
「保健室に行ってくる」
「大丈夫?」
「大丈夫だよ。いつものことだもん」
どうしよう。
いつもより頭がふらつく。
「熱出てきた?」
「うん」
「何も心配しなくていいから。寝てなさい」
保健の先生は何も聞かない。
俺が起きるまでいてくれる。
「??」
「いつもより熱が高いから冷えぴた貼っておくね」
冷えぴた気持ちいい。
気がつけば熟睡していた。


