「まずはお着替え致しましょう」 自室に到着すると、侍女のナーサリーはテキパキと着替えを用意する。 そしていつものように着替えを手伝ってくれる。 「ありがとう」 私がそう告げるとナーサリーは驚いたように目を見開いた。 「どうしたの?」 「い、いえ……」 ナーサリーは頭を下げて自分の持ち場へと戻っていった。 私は椅子に座りノートを広げる。 今後の為にも今までの出来事や小説のストーリーを思い出さなきゃ!