前回のあらすじ

玲奈の提案でクリスマス女子会は愛佳の家に集まりクリスマスイブをフルメンバーでやる事になった。
愛佳はクリスマスの準備で手料理を披露
可愛いエプロン姿を皆に見られてしまい。
新妻、扱い!
愛佳の姉、美久と母の美津奈も一緒に
女子会に参加、美久と由香里先生は
お酒で酔い上機嫌、
プレゼント交換したり盛り上がっていた。
そんな中、玲奈の変人ぶりが露呈(ろてい)する。
玲奈は春菜の下着を勝手に使用してる事が
バレてしまう。
話題は使用済みパンツになり
ネットで、売れる話しで盛り上がるけど
その反面、玲奈の変人振りで、皆が引く
クリスマスプレゼント交換やクリスマスイブを皆で楽しんでいた。
夜に寝静まった時、凄い音で全員が目覚める
玲奈の寝相の悪さで、ベッドからこれげ落ちた。
玲奈は容姿は間違えなくいいだけど?
やってる事が破天荒過ぎて、玲奈を見る目が
変化が見え隠れする。
クリスマス女子会は無事に?
終わる?
そんな中、愛佳の下着が無くなってるのに
気付くが、愛佳はどこかにしまい忘れたと
勘違いす?
そして、冬休み真っ最中!

• ───── ✾ ───── •

学園は冬休み
クリスマス女子会が終わり
ホットして気が抜けたのか?
クリスマスから一日目

愛佳はダラダラな生活に戻ってしまう。
隠れて深夜YouTubeの配信をしたり
お昼まで寝てたり
引きこもりの時の生活パターンへ
逆戻ってしまう。

母 美津奈
まなか!
いつまで寝てるの!
早く起きなさい!
(部屋のドアをノックするが返事がない。
美津奈は部屋に入り愛佳の布団を剥ぎ取る!)

まなか
寒い!なにするの

母 美津奈
もうお昼よ!
いい加減に起きなさい!

まなか
だって、お休みだし
もう少し寝てもいいでしょう。

母 美津奈
朝も起きてこないし
朝ごはんだって用意して待ってたのに
朝ごはんをお昼のご飯にしますよ!

まなか
え〜 そんな

母 美津奈
えーじゃいの
それに宿題とかやったの?

まなか
明日からやる

母 美津奈
明日?
そうやって明日になったら
また、明日からやるって言うんでしょう。
今日からやりなさい!

まなか
いいじゃん
お休みの時ぐらい
ゆっくりしても。

母 美津奈
お父さん見たいな事を言うな!

まなか
はぃはぃ、起きます
宿題、やります。

母 美津奈
着替えてお昼をさっさと食べなさいね。

まなか
はーーぃ

愛佳は起きて
朝ごはんを昼ごはんで、食べてから
宿題をやり始める。

まなか
パソ付けて、音楽でも聴きながら
やろうかな?

パコソンを起動する愛佳

まなか
宿題の前に、YouTubeをチェック
どれどれ コメントを見廻り
あ〜、いっぱい来てるし
返事を一つ一つ返してから
はぁ〜、結構 時間掛る。

やっと終わったし
紅茶でも、飲もうかな。

おもぐろにキッチンへ行き
ダージリンティーを入れる愛佳

さてと
宿題を始めますかね〜と
あっ!
LINE来てる?
はるちゃんだ!

返事しなくちゃぁ

LINE
ごめんね
今まで寝てた!
送信

春菜
こんにちは🤗まなみん♡
今まで寝ていたの?

まなか
お布団の誘惑に逆らう事が
出来なくて寝てた。

春菜
その気持ちは分かるけど
ダメですよ、ちゃんと起きて
規則正しい生活にしないと
ダメダメ人間になりますよ!

まなか
ダメダメ人間なの?
ないないない
ちゃんと宿題をやり始めてるもんね。

春菜
はっ?
まだ宿題が終わってないの?
もしかして、クリスマスが終わって
ゆるゆるになってんじゃぁないですか?


まなか
ゆるゆるなんかになってないし
そう言うはるちゃんは宿題
終わってるの?

春菜
同然です!

まなか
素早い!

春菜
来年はまなみんの学園に進学するから
やる事はちゃんとやらないと
お母さんに怒られるし

まなか
そうなんだ、
大変だね。

春菜
とにかくちゃんと宿題を終わらせてくださいね。

まなか
やりますよー。
じゃーね。

春菜
夜にLINEかTwitterします。

まなか
ラジャーなのです。

さーてと、やろうかな

• ───── ✾ ───── •
1時間後

まなか
もう、飽きたし
そうだ!気分転換で
本棚を整理しようかな。
このコミックも読んでないし
クローゼットの箱に入れるかな?
その前に、
少し読んで、
なかなかいいよね。
面白い

4時間後

あ〜やば!もうこんな時間
面白くて読んでしまった!
宿題、やらないと

母 美津奈
まなか、夕ご飯できたよ。

まなか
まーいいか明日やろう
はーい、わったよ。
行きまーす。

• ───── ✾ ───── •

斉藤家では

母 彩芽
可笑しいわね?
こんな下着、誰の?
それも可愛い下着で二つも?

玲奈
まなかの下着ゲット!
その内の一つは
まなかの脱いだのをそのまま
なので、
くんくんく
まなかの匂いがまだ、残ってる!
これは、やばいかも
もうたまらないわ!

母 彩芽
優菜!

優菜
何、お母様

母 彩芽
これ優菜の下着?

優菜
違うよ。

母 彩芽
春菜の下着じゃないし
玲奈?

玲奈!

玲奈
せっかく楽しんでたのに
なに?

母 彩芽
ちょっと来なさい。

玲奈
もう、ウザ
(母に呼ばれて行く)
なに?

母 彩芽
玲奈、この下着は何?

玲奈
あー
それね。
借りた。

母 彩芽
借りた?
誰に?

玲奈
友達

母 彩芽
だから、友達って誰なの?

玲奈
愛佳だよ。

優菜
愛佳ちゃんの?
下着なんか貸すの?

母 彩芽
そうよ
それも二つも?

玲奈
そうだよ。
可愛い下着だったから二つ借りたの
悪いの?

母 彩芽
悪いも、下着よ
他人に貸すなんて、普通しないと
思うけど?

春菜
どうしたのお母さん

母 彩芽
なんかね
知らない下着が洗濯物に入ってて
優菜に聞いたら知らないと言うし
春菜の下着は私が買うから分かるので
残るは玲奈しか居ないから
聞いたら、愛佳ちゃん?から
借りたって言うから?
普通は下着なんか貸すって
言ったけど、

春菜
ちぃ姉!
まなみんから借りたって?
ありえないんですけど
まさか、盗んだの!

玲奈
だから借りたのって言ってるでしょう。

母 彩芽
本人に確認してみれば
分かる事。

春菜
いいよ
連絡してみる。
(春菜は愛佳のスマホに電話する。)
呼出音🎶

愛佳の家

愛佳
着信音
誰?
あっ!
はるちゃんからだ。
もしもーし

春菜
まなみん
今、大丈夫ですか?

愛佳
大丈夫だよ。

春菜
あのね。
クリスマス女子会の夜に
まなみんの下着をちぃ姉に貸しましたか?

愛佳
えっ?
貸さないよ。

春菜
やっぱり、そうなんだ!
あのね。
まなみんの下着
無くなってない?

愛佳
あ〜
そう言えば
ブラのセットで3セット
見当たらないの?
可笑しいな、何処かしまい忘れたのかな?

玲奈
(春菜が電話してるスキにその場から
スーと居なくなる。)

春菜
3セット?
可笑しいな?
お母さん
下着3セットあるの?

母 彩芽
可笑しいわね。
洗濯物の中には2セットしかなかったわよ。

春菜
もう一つは?何処にあるのかな?

実話ね
ちぃ姉がね。
まなみんから下着を借りたって
言ってるの?

愛佳
玲奈ちゃんに貸した?
そんな事しないよ。

春菜
ねぇーちぃ姉!
もう一つは?
あれ?
居ないし
逃げたな!

愛佳
どう言う事なの????

春菜
まなみんの下着をちぃ姉が持ってるの!

愛佳
えっ?どうして?
でも良かった。
お気に入りの下着だったから
見つかって。

春菜
まなみん
あのね。
ちぃ姉が勝手にまなみんの下着を
盗んだの!
なに、良かったなんて悠長に言ってるのよ。
それにちぃ姉が履くとパンツのゴムが
ゆるゆるになるよ!

愛佳
そうなんだ、
ゆるゆるは困っちゃうよ。

春菜
ちぃ姉に怒らないの?
盗まれたんだよ!

愛佳
もう、いいよ
その下着は可愛いし誰でも
欲しくなるし
また、新しいの買うから
玲奈に上げるよ。

春菜
はっ!
新しいの買うとかの問題じゃぁないし!
もう一つの下着もちぃ姉に言って
返すから。
洗濯して持ってくよ。

母 彩芽
春菜!洗濯して返すなんて
出来ないから、
新しいのを買って返しなさい。

春菜
うん、
そうだよね。

優菜
まったくあの子が関わると
問題だらけ!
私からもキツく言って置くからね。

愛佳
はるちゃん
揉めてるの?

春菜
まなみん
ほんとごめなさい!
ちぃ姉からは謝らせるから!

愛佳
もう、良いよ。

春菜
それと、明日 時間ある?
出来ば一緒に下着を買い
行きたいの。

愛佳
別に用事も無いしいいよ。

春菜
まなみんの好きな下着を買って上げるから
お母さん、いいよね。

母 彩芽
そうしなさい。
お金の心配はいいから
高い良い下着を買ってやりなさい。

春菜
うん、そうする
まなみん 明日
10時に行くから
その時間でいい?

愛佳
うん、10時でいいよ。
待ってるね。

春菜
じゃぁね。
まなみん、大好き。

愛佳
あぁははは
またね、バイバイ

春菜
(電話を切ると春菜は玲奈の部屋へ)
だい姉、お母さん
ちぃ姉の部屋にまだ、有るから
探して来る!

優菜
私も行くから

春菜
うん、だい姉が一緒なら
ちぃ姉は逆らわないから
行こう。

• ───── ✾ ───── •

優菜
(玲奈の部屋のドアをノックする。)
玲奈!入るよ。

玲奈
なに?

春菜
なにじゃいよ!
早くもう一つの下着
出しなさいよ!
もう、持ってるはバレてるんだかね!

玲奈
ちっ!

優菜
ちっ!じゃないの!
早く出しなさい!

玲奈
(玲奈はクローゼットの奥からゴソゴソしながら、ジップロックに入ってた下着を出す。)
はい!

優菜
なにジップロックなんかに入れてるの?

春菜
それ!洗ってないまなみんの脱いだ
下着でしょう!
最低!不潔!
ちぃ姉!大嫌い!

優菜
あんたね!
ジップロックに入れて
なしする気なの?

玲奈
別に!
返したんだから
早く部屋から出て行ってよ!

春菜
ぜんぜん反省してないし!
その生下着をどうするつもりだったの?

玲奈
好きな人の下着をどう使おうと
私の自由でしょう。
そう言う春菜も欲しんでしょう!
ほーら、欲しがってる顔してる。

春菜
別に欲しくなんか?
ないわけないし
あるわけないし

玲奈
欲しいっていいなさいよ。
それで、臭いを嗅いでするんでしょう。

春菜
別にそんな事はしないもん

優菜
何言ってるの二人
好きな人の物でも
やっていい事や悪い事
あるでしょう!
後でお母様にちゃんと
説明してよね!

玲奈
くっ!
やだよーだ。

春菜
そうよ!
その下着は洗濯するから
わたしわたしが預かります!

玲奈
それなら
お姉に渡すから
春菜に渡さないし!

春菜
わたしわたしが預かって
まなみんに渡します!

優菜
(春菜にアイコンタクトする優菜)
渡しなさい!

玲奈
ふん!
二人してなんなのさ!
(渋々、ジップロックに入った下着を優菜に渡す玲奈)

優菜
今回の事は、家族会議でちゃんと
しますからね!

玲奈
ハイハイ
分かりました!

春菜
もう、まなみんには手を出さないで
もし、同じ事をやったら
一生、絶交するからね!

玲奈
絶交?
私が誰を好きになろうと
春菜には関係ない事でしょう!

春菜
まなみんはわたしわたしが
先に好きになった人
それを横取りするなんて、
姉として、恥ずかしくないの!

優菜
玲奈、良く考えなさいよね。
妹の幸せを考えるのも姉として
当然の事なんだか!

玲奈
ハイハイ
でも、相手次第と思わない?
もし、まなかが私を好きになったら
どうするの?

春菜
(涙目になりながら)
そんな事、絶対にないもん
まなみんはそんな人じゃぁないし
絶対、わたしわたしを好きになるもん!

優菜
まー、相手次第だけど、今は
落ち着いて、今後の事は
後で良く考えましょう。

春菜
もう、ちぃ姉なんか大嫌い!
(泣きながら部屋を出ていく春菜)

優菜
いいわね、
しばらくは大人しくしてなさい!

玲奈
ハイハイ!

優菜
ばいは一回!

玲奈
はーい

• ───── ✾ ───── •

愛佳の家

愛佳
何でわたしの下着を貸した?
そんなに可愛い下着だったのかな?
そうだ、明日
はるちゃんが買ってくれるって
言うから
欲しかった下着を買って貰おう。

• ───── ✾ ───── •

翌日
愛佳の家のインターホンが鳴る。
愛佳の姉が、出る。

美久
ハイハイ、誰かな?
こんな早くに?
(インターホンのモニターを見ると春菜が玄関に立ってたので、玄関のドアを開ける。)
春菜ちゃん、どうしたの?

春菜
おはようございます。
お姉様、

美久
おはよう。

春菜
まなみんは起きてますか?

美久
あ〜、まだ寝てる見たい。
どうしたのこんな早くに?
約束でもしたの?

春菜
はい、今日
二人で下着を買う約束をして
少し早く来てしまったの。
それに早く会いたかったので、
ご迷惑ですか?

美久
そんな事ないけど
愛佳を起こしてくれる?

春菜
も〜 まなみんたら
まだ、寝てるのですか?

美久
クリスマス後にゆるゆるになってしまったから、だらだらと毎日過ごしてるよ。

春菜
ゆるゆるでだらだらなまなみんも
見てみたい!

美久
あっ?
何故、下着を買うの?

春菜
実は
(玲奈の事を話す春菜)

美久
(大笑い)
じゃー大騒ぎになったんだね。
玲奈ちゃんならやりかねないけど
一度、履いちゃったら
まなかが言う通りにそのまま
上げるか捨てるかどっちでもいいと
思うけどね。

春菜
捨てるなんて、飛んでもないですよ。
上げるって言うのなら
わたしわたしが貰います。

美久
それでいいんじゃない。
悪んだけどさ、だらだら寝てる
まなかを起こしてやって。

春菜
良いんですか?

美久
私が起こしに行っても
中々ね。
起きない子なのよ。

春菜
お姉様!
分かりました。
起こします。
お邪魔しまーす。

• ───── ✾ ───── •
春菜は家に入り
愛佳の部屋へ

春菜
(ドアをノックする春菜だけど反応しない。)
いいのかな?
(ドアをそっと開ける)
もー、約束したのに寝てる。

ま な み ん
起きて。

愛佳
(布団を頭から被ってスヤスヤと熟睡状態)

春菜
これはチャンス!
(春菜は布団を捲らずに少しづつ布団の中に入る)
クンクン まなみんの臭い

愛佳
ううん
(寝返り打つ)

春菜
背中を向けられた。
じゃー後ろから
ギューして上げるね。
暖かい。
まなみん、
(愛佳の後ろから抱きしめて首筋にキスをする)
チュッ!

愛佳
ううううん
はぁ〜〜ん

春菜
駄目でしょぅ
約束の時間を忘れて寝てる
まなみんが悪いの
イタズラしてもいいよね。
(愛佳のパジャマのボタンを外しそっと
胸を触り始める)
やっぱり、わたしわたしと同じぐらいの
大きさ、でも乳首はまなみんの方が少し大きのかな?
指先でつんつん
わー 寝てるのに
立って来てる。
じゃー舐めちゃからね。
チュッポ チュッポ

愛佳
あぁぁん

春菜
もう我慢できない!
(春菜は愛佳にキスをし始める)
いいよね。
チュッ、ぶちゅー

愛佳
うううう
あああああん

春菜
(愛佳の舌を吸い始める)
柔らかい唇と舌
美味しいよ。
まなみん
チュッポ
まなみんは可愛すぎるよ。
髪の毛から足のつま先まで、全部
全て大好き
全部、脱がして上げるね。

(春菜は愛佳のパジャマもパンツも全て脱がしてしまう。
そして、足の指先を舐め始める)

愛佳
うううううあううううあううう。
(吐息が色っぽくなる愛佳)

春菜
感じてるのね。
じゃー まなみんの大切な所を
舐めてあげるね。
嘘!
毛がない?
何でどうして?
剃ってるのなか?

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
その時スマホの着信音が鳴る

愛佳
ううううん
なーに
こんな朝早くから?

あれ?
何で裸なの?
えっ?
布団の中に誰か居る?
(布団の中を覗く愛佳)

春菜
えへ、まなみん
おはよう。

愛佳
えっ?ええええええっ!
どうしてわたしの布団の中に居るのよ?

春菜
いいから
そのままにして
(太ももを舐め始める春菜)

愛佳
くすぐったいよ!
そんな事より
着信
(スマホを取り電話に出る愛佳)
もしもし

聡美
ハロー グッモーニン まなか
まだ、寝てた?

愛佳
着信音で起きたばかり
ああんそこダメ〜

聡美
ああん?
そこダメって何してるの。

春菜
ちぇっ!
また、タイミング良く邪魔する!

聡美
その声はハルでしょう!
私が留守の間に抜け駆けして!

愛佳
さとちゃん、わたしもびっくりなの
起きたら裸になってるし

春菜
そんな電話はさっさと切って
まなみん、もうわたしわたし
我慢出来ないの!

聡美
まな!ハルに代わって!

愛佳
はるちゃん
代わってだって

春菜
嫌です。

愛佳
そんな事言わないで
マイク通話にするから
(愛佳はスマホをマイク通話にする。)

春菜
なんですか?

聡美
なんですかじゃないし!
あんた何してるのよ!

春菜
何してるって
愛を確かめ合っていただけです。

聡美
まったくこの中坊は
あー言えばこう言うし

春菜
おあいにくさま
二人の愛を邪魔しないで下さい。

聡美
今すぐ日本に帰る!

春菜
日本に?

愛佳
はるちゃんさとちゃんはね。
お正月をハワイで過ごす為
家族で、ハワイに居るの。

春菜
ふーん、そうなんだ。
丁度、いいわ
そのままずっとずーーっと
ハワイに移住すればいいわよ。

聡美
移住ね
いい考えね。
まなと二人で移住すれば
二人きりになれるし

春菜
そんな事は絶対!許さないもん!

愛佳
わたしハワイに住めるの?
でも、暑いの苦手だから。

春菜
まなみん!
移住なんて駄目です。

聡美
私の家の力を見せてあげるわ!

春菜
無駄な力を固辞しないで下さい!

聡美
固辞なんかしませんよーだ。
あっ!
そう言えば
しおは?

愛佳
しーちゃん?
クリスマス後は連絡もしてないし
どうしたのかな?

聡美
あれ程、念を押して言ったのに
留守の間、まなの事を監視してって!

愛佳
そうだったの?
多分ねしーちゃんはネトゲに夢中に
なってると思うよ。

聡美
ネトゲですって!
帰ったらお仕置きしないと!

春菜
残念でした。
まなみんの監視なんか
いりませんよ。
わたしわたしがちゃんと
見てますので、余計な事はしないで下さい。
まなみん、もう良いでしょう。
切りって、二人で
愛を確かめ合いましょう。

聡美
絶対、許さない!

春菜
許す許さないは二人の問題です。
外部は黙って下さい。

聡美
外部だと!

愛佳
(そそくさ、下着とパジャマを着る愛佳)

春菜
まなみん、着ちゃだめ!

愛佳
だって、寒いもん

聡美
早く着なさい!
風邪、ひくわよ。

春菜
もう、聡美さんは煩い!

愛佳
もう、起きて着替えるから

聡美
そうしなさい。
いい!
春菜ちゃん
まなに変な事したら
絶対、許さないからね!

春菜
変な事?
愛を確かめ合う事が変な事なんですか?
もう、めんどくさい人
小姑見たい!

聡美
ここ小姑ですって!
あの
(春菜はスマホの電話切る
ぷーぷーぷー音)
げっ!切ったし
あーもう、予定変更して
今直ぐ帰る!

春菜
これで邪魔する人は居ない。
まーなみん
続きをしましょう。
あれ?
部屋に居ないし?
まなみん!

愛佳
トイレですーぅ。

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
朝をバタバタしたけど
愛佳は何事もなかった様に着替えて、
春菜と二人で高関のショッピングモール
オーパへ下着を買いに行く。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳
これは可愛いくて良い。
このフリルがいいよね。

春菜
試着しましょうよ。

愛佳
試着しなくても大丈夫だよ。
サイズB75だもん

春菜
でも、下着に寄っては
多少、サイズが違うと思うんだけど?
だから、一緒に試着しましょう。

愛佳
大丈夫、これにするから
それに二人で試着って?
ハルちゃんはまた、
いやらしい事を考えてるんでしょう。

春菜
わたしわたし
そんな事しません!

愛佳
ほんとかな?

春菜
わたしわたしもおんなじ
下着を買います。
まなみんとおソロにしたいもん

愛佳
じゃーわたしは薄いブルー系にするから
ハルちゃんはピンク系にすれば?

春菜
うん、そうする。
それと、わたしわたしが見立ててあげるね。この下着とこれもいいよね。
金額は気にしないで下さい。
お母さんからお金を貰ったので、大丈夫です。

愛佳
えっ?
なんか生地、透けてない?
それにこっちは紐パンだし!

春菜
絶対に似合うし
紐パンも素敵
そう愛を確かめ合う時に着てね。

愛佳
えぇ〜
どんな時に着るのよ。

春菜
そらは二人が結ばれる日に来て下さい。

愛佳
本気なの?

春菜
本気も本気です。

愛佳
でも、結構 高いよ!

春菜
お金の事は
心配ご無用です。

愛佳
なんか悪い様な気がするな。

春菜
帰ったら
試着して見せて下さいね。

愛佳
下着って見せる物なの?

春菜
当たり前でしょう。
これを着た まなみんが見たいもん

愛佳
見ても面白くないと思うけどな?

春菜
いいから
買って、後は小物とか洋服を
見て回りましょう。

愛佳
下着を買って貰うから
お昼ご飯はわたしが出すね。

春菜
今日はいいです。
全てわたしわたしが支払います。

愛佳
それはダメだよ。

春菜
いいの
だって、ちぃ姉が借りた下着を
わたしわたしが貰ったから
そのお返しだもん

愛佳
それね。
上げたけど?
着るの?

春菜
勿論、大切に使わせて貰います。

愛佳
使う?

春菜
はい。
色々と使います。

愛佳
変なハルちゃん。

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
二人は下着を買った後に
ショッピングモールを見て回った時
春菜の友達とばったり合ってしまう。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

由奈(武田 由奈 春菜の親友)
はるちゃん!
どうしたの?
お買い物なの?

春菜
あっ!ゆーちゃんこそ
一人で買い物なの?

由奈
うん、だって皆を誘ったけど
用事があるとかで断られたから。
はるちゃんだって用があるって
言ったじゃない。
うーん
その人は誰?

愛佳
ハルちゃんのお友達なの?

春菜
うん
あっ!
紹介するね。
親友の武田 由奈ちゃん
そして、
わたしわたしの婚約者
鹿島 愛佳さん

愛佳
えっ?
婚約者はね。大袈裟だよ。

由奈
こ婚約者!
(由奈はじーど舐め回す様に愛佳を見た後に春菜の腕を掴んで、コソコソと話し始める。)
はるちゃん
もしかして、噂の人?

春菜
そうよ。
すっごく可愛いでしょう。

由奈
確かに可愛い
同じ年に見られるかも?

春菜
それにとても優しいんだ。

由奈
確かに可愛いし
百合仲間としては
放っておけないタイプな人だよね。

春菜
流石、ゆーちゃんもお目が高い事
でも、ダメだからね。
まなみんははわたしわたしの
婚約者だもんね。

由奈
ねっ!
もうそう言う関係なの?

春菜
勿論、そう言う関係です。

由奈
いいな、はるちゃんは両思いで
私は片思いだもん。
そう言えば、玲奈お姉さんは
一緒じゃないの?

春菜
ちぃ姉!
色々合って、家でふて寝してるよ。

由奈
喧嘩したの?

春菜
喧嘩と言うか?
その話しは、また後でするね。

由奈
そうか

愛佳
悪からわたしこれで帰るね

春菜
ダメですー!

由奈
ごめんなさい!
お邪魔しちゃって
気を悪くしたのかな?

愛佳
そんな事ないよ。
もし良かった
一緒に見て回らない?

由奈
いいんですか?

愛佳
ハルちゃんのお友達なんでしょう。
三人で、見て回った方が楽しいでしょう。

春菜
(由奈にアイコンタクト)

由奈
悪いから私は御遠慮します。

愛佳
良いよねハルちゃん!

春菜
うううん
まなみんがそこまで言うなら
いいけど(泣き)

愛佳
ほらね。
遠慮なんかしなくていいから

由奈
じゃーお言葉に甘えて
御一緒させて貰います。

• ───── ✾ ───── •
三人は服や小物、化粧品など見て周りながら
買い物を楽しんで、由奈と愛佳も仲良くなり
由奈も愛佳の学園に進学する事を聞かされた。
• ───── ✾ ───── •
由奈
今日はありがとうございました。
愛佳さんは理想的なお姉様で、憧れちゃいます。

愛佳
そんな事ないよ。
臆病(おくびょう)で声も小さいし
最近、少しは声を出せる様になったけどね。

春菜
別に、臆病でも声が小さいくても
わたしわたしが良ければ、他人なんて
どうでも良いの!

由奈
(笑い ははぁ〜)
私もそんな事は気にしませんよ。
これからも仲良くして下さい。

春菜
まさかゆーちゃん
まなみんを好きになったの!

由奈
好きって言えば好きだけど、
落ち着くって言うか
ふんわり包んでくれそうで好き。
だけど、私は好きな人が居るから

愛佳
好きな人?
どんな人?

由奈
秘密でーす。

春菜
初めて聞いた。
後で教えて?誰なのか?

由奈
その内ね。

愛佳
そろそろ帰ろうか
ハルちゃん今日はありがとう。
素敵、下着を買ってくれて、

春菜
わたしわたしはおソロの下着も嬉しいけど
貰った下着の方が嬉しい♡
大切に保管します。

由奈
下着?貰ったの?
なんで?

春菜
それ後で話すよ。

由奈
うん

• ───── ✾ ───── •
こうして
下着騒動は一件落着かな?

冬休みも中半になり
大掃除や大晦日でバタバタする
愛佳、宿題もやったりやらなかったり
グダグダな生活、
そんな中、大晦日の夜から
由香里生活が遊びにやって来て
美久と意気投合して大晦日は宴会に
なる。
深夜、年が明けた時にハワイから駆け付けた聡美が愛佳の家にやって来る始末、
詩織は聡美に言われた事をすっかり忘れて
毎日、ネトゲ三昧に明け暮れてた。
新年を迎えて、胸騒ぎを察知した春菜から
連絡が来ると、そこには聡美が居る事がバレてしまう。
そして、玲奈と二人で愛佳の家に向かっう。

• ───── ✾ ───── •
聡美
何で来るのかな?
また、愛佳のパンツ盗みに来たの?

玲奈
人聞きの悪い事
言わないでくれるかな!

春菜
もうそんな事は絶対させないから
大丈夫です。

愛佳
忘れてた!
皆、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

春菜
あけましておめでとうまなみん
今年こそ深い関係になりましょう。

玲奈
あけおめ
深い関係は阻止する。

聡美
HAPPY😁NEW✨YEAR🎍
新年早々、うるさい姉妹だ事!

愛佳
今年も皆、仲良くしようね。

あと、しーちゃん連絡取れません?

聡美
いいわ、後でガッツリお仕置するから

由香里先生
皆、あけましておめでとう。
まなちゃんチュッしよう。
チュッッ

愛佳
ゆかりん先生
酒臭ですよ。

春菜
不純な大人は
下で飲んでて下さい!

由香里先生
もう皆、新年早々
吊れない対応
寂しいわ。

玲奈
ほんと酒臭い

聡美
マジ、先生と言うか
だだの酔っ払いじゃん。

由香里先生
そんな事より
皆、宿題をちゃんとやってるの?
もし、しない人はお説教部屋で
出来るまで、帰さないわよ。

愛佳
ほんとですか!
ヤバい!

由香里先生
あーら、愛佳は
もしかして、やってないのかな?
それなら、私の家で特別授業決定よ。

春菜
職権乱用!
教師としてあるまじき行為!

聡美
それ特別授業って保健体育じゃないの?

玲奈
それなら付きっきりで冬休みの後半
宿題を手伝ってあげるから
先生は余計な事はしなくても大丈夫です!

聡美
玲奈!
あんたが一番危ないから
ここは学園トップの私が手伝って上げる。

春菜
ちぃ姉が教える?(笑い)
無理無理、まなみんより成績
悪いし、

由香里先生
二人まとめて面倒見るわ
先生に任せなさい!

全員で、酔っ払いは部屋から出ていけ!

• ───── ✾ ───── •
由香里先生を追い出してから
新年早々
そして、玲奈の愛に対する
ウンチクが始まる

• ───── ✾ ───── •
玲奈
愛の法則を皆に伝授してあげる。

愛佳
愛に法則なんてあるの?

春菜
まなみん、聞き流して
どうせ、請け負いだから

玲奈
失礼ね。

聡美
なんか頭、痛くなってきた!

玲奈
よく聞きなよ!
愛の3条約
私の心理学的観点

1.愛着
2.自己開示
3.配慮
1つ目「愛着」
愛する人といつも一緒にいたいという気持
これ大切!

2つ目「自己開示」
愛する人を信頼し、自分のことを知ってほしいという気持ち
お互いを信頼し嘘偽りなくするの。

3つ目「配慮」 
愛する人を大切にして、その相手の役に立ちたいという気持ち
相手に尽くすって事もありね。

私は三つの内一つでも滑落したら
その愛を終わりよ。

聡美
はっ!
愛に条件はないと思うけど!

春菜
ちぃ姉
何言ってるの?

愛佳
あるほどね。

玲奈
愛佳、分かったの?

愛佳
そんなの考えた事なかったので、
面白いよね。

聡美
まな、その3条件
破ればいいのよ!
そうすれば、玲奈は離れて行くから

愛佳
れいちゃんそうなの?

玲奈
まー、まなはそんな事はしないって
信じてるからね。

春菜
ふん、当てはまるのは男子の場合でしょう?

玲奈
女子の場合はゆるゆるだけどね。

聡美
何の条約だか?

玲奈
それと私の座右の銘は「愛するものは自由 求めるものは平和」
モットーは
「明日できることは今日するな」
「今日できないことはあしたもできない」

愛佳
明日に出来るなら今日はお休み
今日出来なければ明日も出来ない?
えっえ〜?
意味わかない?

聡美
全部、逆じゃん
愛するあんたは、騒動を起こすし
今日できないなら明日も
その先も出来ない、
一生出来ないってことね。
らしいわ!

春菜
まなみん
聞き流して
ちぃ姉の戯言(たわごと)だから

玲奈
はる!私の揚げ足取りしないでよね!

愛佳
れいちゃんは、面白いよね。
わたしの座右の銘は?
誰にも優しくする
かな?

玲奈
それ座右の銘なの?

聡美
あんた達姉妹の座右の銘は
傲慢なトラブルメーカーよ!

そうね
私の座右の銘は
容姿端麗 眉目秀麗
正に私の為に有る言葉よ!

玲奈
何処まて、自分本意なのよ。

愛佳
もう、寝ようよ。
少し寝てから
皆で初詣に行きたいな?

聡美
そうね、そうしましょう。
じゃー私はまなと一緒に寝るから
二人は客室で寝てなさいよ。
おやすみ!

玲奈
どきなさい!
まなと寝るのは私なの!

春菜
そんな許さない!
(愛佳に抱きつきキスする春菜)

愛佳
わーぁー
いきなりキスなんて!

聡美
だから傲慢って言うの
相手の気持ちを考えず
自分の欲望をそのままぶつけるなんて
最低の下の下!

玲奈
どけーはる!
(突き飛ばして強引にキスする玲奈)

愛佳
もう、そう言うのは嫌い
辞めて!

聡美
まなが嫌がってるでしょう!
好きな人が嫌がる事!
良くするわね!

春菜
好きな人とキスするの何が悪いの?

愛佳
ハルちゃんいきなりは良くないよ。
びっくりするから

玲奈
はー!じゃぁ目をつぶってキスするかって言えばしてもいいのね。

聡美
ストップ!ここまで、
まな、相手しないでいいから
寝ましょう!

愛佳
何で四人でねるの?
狭い!

• ───── ✾ ───── •
こうして
新年の夜は更けて行くけど?
• ───── ✾ ───── •
聡美
何時?

まな起きない?

愛佳
もう少し寝たい!

春菜
まなみんの胸
好き

玲奈
寒!
布団がない!
(また、ベッドから落ちてる玲奈)

• ───── ✾ ───── •
結局
夕方から初詣の支度をして
美穂、百合、詩織と合流して
皆で初詣をしたのは
愛佳にとって沢山の友達とお正月を過ごす
自体が初めてでした。
• ───── ✾ ───── •
愛佳
今年は皆で楽しい年になりす様に。
• ───── ✾ ───── •
愛佳
明日から学園だけど
スカートがキツい!
お母さん!
どうしよう?
• ───── ✾ ───── •

次回 第22章
「愛のバレンタイン騒動! 春菜の危機」

聡美
詩織!
愛佳のお目付け役はどうしたの?

詩織
あー!ネトゲにハマってて
忘れてたよ!

聡美
忘れてた?
お掛けで、春菜ちゃんが、また
まなを困らせてたんだからね。

詩織
もう、女の子同士なんだから
危険性はないし
いいじゃん?

聡美
良くない!
あの姉妹はとても危険極まりないのよ!

詩織
もうめんどくさいな

愛佳
何で私の周りにはそんな子しか
集まって来ないのかな?

春菜
まなみん
これは産まれて来る前からなの
契約なのよ。
運命なの

愛佳
運命か?

聡美
正式な署名を交わしたのは
わ、た、し、よ。

詩織
また、変な事を言って
まなっちは優しいから
皆んなが寄って来るんだよ。
それにペット見たいに可愛いしね。

愛佳
にゃん
可愛いのにゃん

玲奈
私が飼い主になってあげるから
何でも言う事をお聞きなさい!

愛佳
やだにゃん

詩織
等々、まなっちは猫になってしまったのね。

春菜
そんなの駄目です。

まなみん
元に戻って!

愛佳
やだにゃん

聡美
まな、気を確かに!

詩織
もう切りないから
番宣する。

美穂
次回 第22章
「愛のバレンタイン騒動! 春菜の危機」

玲奈へ愛の告白する??
春菜にガチバレンタイン?
愛佳は友チョコ作りに勤しむ
乞うご期待!

聡美
また、姉妹がお騒がせなのかな?

愛佳
れいちゃんにガチ告白
おー!
楽しみ

皆さん
楽しみにしてね。