ストロベリーキャンドル


翌朝…

スマホの目覚ましで、9時に起きた。今日公園で流と会うのは1時。それまで後4時間ある。それまでの時間何しよう。とりあえず1階に行って朝ご飯でも食べようかな。

『腹が減っては戦はできぬ』っていうし!使い方あっているかわからないけど…リビングきいくとみんなもう起きていいてお母さんが朝食の準備をしていた。お父さんはテレビを見ていて、瑠衣はゲームをしていた。

「そういえばお母さん。私今日出かけるから」

「えっ!?誰と?」

お母さんはびっくりしている様子だったけど、誰と会うってなんて答えよう。別に流と会うって言ってもいいんだけど、なんか気まずい…

だからと言って月葉のところに行く!とも、輝羅と会って話をする!とも言いにくい…学校の子?でも私今学校に行っていないから辻褄が合わない…本当のことを言えばいいよね…隠してないで…

「ちょっと流と会ってくる。月葉のことで話があるから....」

「そう.....何時に行くの?」

「一時。そんなに遅くはならないと思う」

「お昼ご飯は?食べてく?」

「うん。何も言っていないからいいと思う」

一時たけどないも言ってこないし、お昼ご飯は各自て食べてからでいいよね?多分大丈夫だと思うから、流に聞かなくてもいいよね…

着替えをしたり、一応化粧をしたりしていたら時間はあっという間に過ぎて12時になった。そろそろお昼ご飯食べといたほうがいいよね?

「お母さんお昼ご飯って何?」

「何がいい?オムライスならすぐにできるけど、他がいい?」

「オムライスで大丈夫!」

私はお母さんが作るオムライスが子供の頃から大好きだから、口には出さないけど結構嬉しい。

「今すぐ作っちゃっていい?」

「うん。ありがとう」

お母さんがオムライスを作っている間に部屋に戻ってバックやらなんやら準備をした。

「できたよ〜」というお母さんの声で荷物を持ってリビングに行った。出来立てのオムライスを口に頬張りながら美味しく食べた。

食べ終わった時の時間が45分だったから、少しゆっくりしてから行くことにした。いつもの公園と言っても昨日小学生が遊んでいた家のまえの公園だから、すぐについてしまう。とは言っても、ぎりぎりにつくのもアレだから大体3分前くらいに出ればいいかな?

スマホを充電器から取ってバックの中にしまって、歯磨きをした。そうしたら大体いい時間になったから、私は家を出て家の玄関の反対にある公園に向かった。