ストロベリーキャンドル


翌日…

──♫♩♬♫♩♬

「ふぁ〜あ」

病院の起床時間になって音楽が鳴り目が覚めた。7時かー…

「ねむっ」

もう一回寝ようかなー寒いし…眠いし…

これは、二度寝してください!と言っているようなもんだよね!布団にくるまってもう一度寝よっと!

多分今日は土曜日だし、みんなが来ると思うから寝てても大丈夫でしょ!スマホでタイマーを設定して、もう一回寝た。

──ピリリリリ…ピリリリリ…

「んっ…ふぁーー」

スマホのタイマーを止めてベットから降りた。

「よく寝たぁー」

7時に一回起きて今10時かぁー…何しよう…

──コンコン

「はーい」

誰だろう…看護師さんかな?ドア開けたほうがいいよね

──ガラガラ

ドアを開けた先にいたのは

「月葉!!」

「うっわ!!びっくりした。輝羅来てくれたの?」

輝羅だ!!1週間も経ってないのになんだか久しぶりに感じる。

「輝羅ーなんで一人でもう行ってるの。待っててって言ったじゃん」

「瑠奈!瑠奈も来てくれたの!?」

「うん!!」

瑠奈に輝羅…なんだか久しぶり!!

「とりあえず中に入って!!」

「「はーい」」

2人を病室の中に入れて椅子に座らせた。

「二人とも来てくれて…ありがとう」

「こっちこそ。急にきてごめんね」

「ううん。来てくれて…嬉しかったよ」

学校で倒れた時、一緒にいた二人はびっくりしたと思う。私でさえびっくりしたんだもん…

隣で急に倒れて救急車に運ばれて、びっくりしないはずがない。きっと心配してくれてたよね…いくらラインでやり取りをしていても、実際に会わないと心配になると思う。

「どうだった?検査したんだよね?」

「検査結果なら、明日出るんだよね」

「そっか…何にもないといいね」

「そうであることを願うよ」

私も緊張しているんだよね…なにかの病気だったりしたら怖いし…だから、何気にずっとドキドキしてる…