「拓ちゃん!!数学分からないから教えて?」
「それぐらい自分で考えろよ、」
「でも、夏休みの宿題多すぎるし、難しいし終わんないよー」
「集中すれば終わるぞー。頑張れー。」
「...わかったよ...じゃあ希大に聞くもん」
「はぁ?じゃあ俺が教えるし...」
私が笑って「ありがとう」と言うと、希大もつられて笑った。
私たちは、いつもこうだ。でもこれが1つの幸せだ。
「こんな幸せが続くといいのになぁー」
と小さな声で呟く。
「「ん?」」
2人は声を合わせて聞いきたが、私は、
「なんでもないよー」
と言ってピースした。
その瞬間、
ボォォォンッッッ
隣の家から、変なもとが聞こえてきた。
「拓斗うるさいぞ」
「え?今の俺じゃないぞ?希大だろ?」
「は?ちげーよ」
「今の明らかに2人が出した音じゃないよね、、、」
「「確かに」」
「外見に行かない?何かやってるのかもしれないじゃん?」
「だな」
3人で外に行って見ると、隣の家から煙が出ていたのです。
「拓ちゃん、これってか、火事?」
「かもな、とりあいず中に人がいるか、確認しないとだな、」
「「だね」」
ピンポーンピンポーン
「誰かいませんかー?」と、希大がたずねても誰からも返事は無い。
「やっぱり人いないんじゃない?」
「うん。でもこれは火事なのか?拓斗?」
「うーん。分からないでも、火災報知器もなってないだろうし、取り合いず避難する準備だけして、様子見るか?」
「そうしよう!!」
「もあー、拓斗ー、準備終わったー?」
「「終わったよ!!」」
「じゃあもう1回ピンポン押しに行くか、」
「だね!!」