「え、雪かき?」


 普段ポーカーフェイスな星出も宇貝も、驚きを隠せないようだった。


 まぁ、それはそうだろう。


 俺も何かあるだろうとは思ったが、それがまさか雪かきだったとは。


 …学園長からのお願いならやるしかないが、正直やる気が起きない。


 それは俺以外のヤツもだった。


「…雪かきができるんですか!?」


 …ただ1人を除いて。