昼休み。 僕は生徒会室にいく前に彼女を探した。 「いた」 裏庭のベンチで横になって眠っている三好さん。 顔には本が被せてあった。 その本を手に取ると、三好さんは眩しそうな顔をした。 そして僕の顔を見て、飛び起きた。