「予鈴が鳴ったんで起きて下さい」 「だからもうちょっとって言ってるでしょ」 そう言いながら目を覚ました三好さんは、僕を見て目を丸めた。 「誰?」 「いや、僕は生徒会長の…」 「てかやば!もうこんな時間じゃん!」 三好さんは時計を見て、椅子からばっと立ったと思ったら、すぐに生徒会室から出て行った。 「なんだったんだ…」