でも先週から、1人のお客さんが舞い込んできた。

僕が昼ごはんを食べ終わって生徒会室に行った時には、すでに彼女がいた。



三好いちか。



髪の毛を明るく染めてる彼女は、校内でも有名人だった。

彼女は机にほっぺたをくっつけて眠っていた。

あまりに気持ちよさそうに寝てるから、チャイムが鳴るまで寝かせておこうと思った。

僕は彼女を横目に、いつもの場所に座って本を読む。

不思議と居心地は悪くなかった。