どうやら彼女を必要としているのは僕だけだったようだ。 彼女といると僕は眠れた。 なかなか寝れない僕でも、彼女の寝顔を見ていると眠たくなった。 だからこれからも近くにいてほしかったのに。 「雨の日はどうするの?」 「あー、そしたらほら、他の空き教室とかあるから」 「生徒会室じゃダメなの?」 「ダメ」 「なんで?」