再び訪れる沈黙の最中。

真白ちゃんの頭にずっと付いていた
ひまわりのピンがするりと髪を伝って

カラン…ッ

静かに地面へ落下した。

私は…思った。

落ちたひまわりのピンを
ただ無言で見つめる真白ちゃんを見て…、

ううん。

もう…ずっと。

ここへ連れてこられて、
真白ちゃんと初めて会った時からずっと…

私はずっと思っていた。

どうして……?

どうしてこの子はずっと……


——— 笑っているのだろう ———

と。