「なにが〜?もしかして瑠依くん、
不思議君なんか〜?」

「なーんか不自然なんだよなお前の喋り方」

「かぐ君が待ってるからうち、行くなぁ〜?
ほな」

「あ。」

歩き出した四葉は何かを思い出したかのように
180度くるりと体を捻った。

そしてどこまでも冷たい眼差しで
瑠依を見つめ言う。

「次、んな馬鹿げたごど言ったら……
ぶっ殺すでな」

「…」

「ほな〜っ」

そして目つきを改め、瑠依を見つめ直した
四葉はスキップしながらその場を去った。