「和桜って校則がゆるいってことは聞いたよね?だから、大丈夫だよ。金髪の人もいるのに」

「そうか、良かった」

透悟くんは安堵の息を漏らした

「あ、やばい。遅刻しちゃう。ここ2階行ったら職員室だから、じゃあね!」

私達も自分たちの教室がある2階へと急ぐ

「はぁ〜〜、教室暖かい」

「あー、乃愛瑠ちゃんやっときたぁー、もう〜身体冷えちゃってるじゃん〜」

舞冬花ちゃんは私の方に駆け寄ってくると、抱きしめて私をあっためてくれたり、カイロを頬に当てたりしてくれた

「えへへ、はぁ〜〜、カイロ暖かい〜」

私も舞冬花ちゃんを抱きしめたら頭を撫でてくれた

舞冬花ちゃんの手ってすべすべしてて気持ちいい

私と舞冬花ちゃんがイチャついてると担任が教室に入ってきた