「透悟くん、久しぶり!1ヶ月ぶりなのかな?」

スマホに目を向けてる透悟くんに声をかけると、私たちに気がついた

「あぁ、久しぶり。ここまで来たのに職員室の場所がわからなくて、そしたらいつの間にかここにたどり着いていた」

「私たちは暖かい飲み物買いに来たんだよね。そしたら、透悟くんがいたから」

「お前も変わらずの笑顔だな。柊希さんに全部聞いたのか」

「ねぇ、柊希と理事長からどこまで聞いてるの?」

私たちは透悟くんが座ってる空いてるベンチに座った

「あぁ、柊希さんのこととかかな?柊希さんって乃愛瑠ちゃんのこと、ペラペラ俺に話してたよ」

「柊希め、帰ったらおしおき」

私の口から随分と低いドスの効いた声が出たな