「悪い、今度こそ落ち着いた」

「良かった〜。サプライして正解だった〜」

俺は乃愛瑠の手をとると、立ち上がり

「この後遊ぶ約束してたのに悪いな。彼女と一緒にいたい」

桜庭と羽鳥は腕を組みながら、仕方ないねと言わないばかりの顔をした

「まぁ、貴重な休みって言ったからゆっくり2人で楽しんでこいな」

「そーだぜ、遊ぶなら今日でなくても遊べるからな。Noelちゃんと楽しんでおいで」

って言ってくれてすごく嬉しかった

「じゃあ行こっか。マネージャーは気を使ってくれてね？これから透悟くんが一人暮らししてるって言う家に行きたいな。外にいると騒がれると思うから」

俺らは久しぶりに手を繋いだまま、俺の家まで歩いていく

「久しぶりだなー、透悟くんの家〜」

乃愛瑠ちゃんは変装していた帽子とサングラスをカバンにしまって俺に抱きついてきた

さっきも抱きしめたが、俺はまた乃愛瑠ちゃんを抱きしめた