「じゃあ大阪行きますか〜!」

『はーい』

1クラス40人近くいる和桜では1台のバスでほとんどの生徒が乗れることになってる

私達は6組だから6台目のバス

「じゃあ全員乗ったか?5組が出たら出るから、ベルトしとけよ〜」

隣は空港に行くまでと一緒で隣には舞冬花ちゃん

私はカバンからスマホを取り出して、開くと柊希からめちゃくちゃRainが来てた

「わっ、チャットすごい」

横から舞冬花ちゃんがひょいと覗き込んできた

「本当に心配性なんだから〜、うちの兄貴は」

「まぁ愛されてる証拠じゃない?私一人っ子だからよくわかんないけどね」

舞冬花ちゃんが私に抱き着いたまま話してたけど、気がついたらすぅすぅ吐息を立てて寝てた

まだ話したかったけど、舞冬花ちゃんを見てると私も眠たくなったから一眠りすることにした