「えっ?もう朝?おい、透悟起きろ〜」

俺は小林の声で目が覚めると一瞬頭が混乱した

「どうしたんだ?修学旅行で京都のホテルに来てるんだぜ?」

その言葉でやっと頭が冴えてきた

「そうだったけ?寝ぼけてたわ。顔洗ってくる」

俺は身体を起こすと、洗面所に行き顔を洗った

やっとこさ目が覚めてきた

「つーか、晴翔お前の目覚まし音がでけーよ。耳がキンキンする」

「宏翔、悪い悪い。ほら、顔洗ってこい、すぐ朝食バイキング行くぞ」

パジャマ…つーか私服で寝ることが俺の中では普通だから、晴翔と宏翔がパジャマ着てるのが不思議だった

「お前、パジャマは?」

「あー、俺普段から私服で寝ることが普通だったからな。用意してこなかった」

俺が何気なしに言うと、2人は俺に提案をもちかけてきてくれた