「姫の唇頂き」
その囁きがまるでオオカミが獲物を見つけた時のような、そんな声に聞こえた
透悟くんって口を開けたら八重歯が見えるんだけど、その八重歯はまるで狼の牙のように見えた
狼は獲物を捕まえて離さない
透悟くんはその八重歯を見せながら私にキスを落としたり、首に噛み付いたり
吸血鬼が血を求めるように牙のような八重歯を私の首に跡として残して
「まだ足らねぇけど、このままここにいたら姫を襲ってしまいそう」
っていってるけど私はうずうずして
透悟くんの頬を両手で挟んでかるーくキスをした
「そろそろ晩御飯じゃん?部屋戻るね?まだ居たいけどねー、あ、いいこと思いついた!このまま一緒に最上階まで行けばいいんだ。じゃあ行こ〜」
そうだよ、透悟くんを連れて最上階まで行けばいいんだから
私は透悟くんの手首を掴んで、部屋を出てエレベーターに乗り込んだ
エレベーターの中でも透悟くんはずっと私を抱きしめてたけどね
その囁きがまるでオオカミが獲物を見つけた時のような、そんな声に聞こえた
透悟くんって口を開けたら八重歯が見えるんだけど、その八重歯はまるで狼の牙のように見えた
狼は獲物を捕まえて離さない
透悟くんはその八重歯を見せながら私にキスを落としたり、首に噛み付いたり
吸血鬼が血を求めるように牙のような八重歯を私の首に跡として残して
「まだ足らねぇけど、このままここにいたら姫を襲ってしまいそう」
っていってるけど私はうずうずして
透悟くんの頬を両手で挟んでかるーくキスをした
「そろそろ晩御飯じゃん?部屋戻るね?まだ居たいけどねー、あ、いいこと思いついた!このまま一緒に最上階まで行けばいいんだ。じゃあ行こ〜」
そうだよ、透悟くんを連れて最上階まで行けばいいんだから
私は透悟くんの手首を掴んで、部屋を出てエレベーターに乗り込んだ
エレベーターの中でも透悟くんはずっと私を抱きしめてたけどね



