こんなに寝顔綺麗な人っている?

私は柊希の頬をつついてみた

「起きない…、まぁ1回寝たら自分から起きるまで起きない人だもんな」

しばらく寝顔を眺めたり、いじわるしてみたけど起きる気配がないから私は諦めて、メモを残した

『修学旅行行ってきます。起こそうとしたけど起きなかったからメモに残しておきました』

私は小さく呟くとそのまま部屋のドアを閉めた

「柊希起きなかったの?もう〜」

「もう時間だから行くね?柊希にはメモを残したから大丈夫だと思うけどね」

お母さんと一緒に龍河くんのお母さんのところまで行く

「まぁ、すみれさんよろしくね?」

「さくらさん、そこまでですけど無事送り届けてきますから!柊希さん起きなかったの?」

龍河くんのお母さんのすみれさんも柊希のことはよく知ってる