「おっはー」

「おっはーじゃないわよ!またそんな格好して!校則が緩かったからよかったようなものの」

朝から叱られてる私

もうこれが日常茶飯事と言ってもいいくらいだろう?

私は茶色の髪の毛だからまだセーフだった

先輩に目をつけられるわよ?と最初はお母さんも言っていたけれど、逆に先輩と仲良くなれてしまう私のこの性格はなんだろ?

「…あっ、先輩と一緒に登校する約束してるんだった。パンは食べながら行くわ!じゃあ行ってきます」

後ろから私を呼ぶ声が聞こえたけれど、これもいつも無視してることだ

朝8時半にいつも私は登校する

ちゃんと休まず行ってるんだからいいじゃん

いつからこんなひねくれるようになったのだろうか?

遠い昔の記憶のことだろうか?