「いや、総長に言いたいことあったんですけど、明日にでもいいや。では」
なんだったんだろ?
私は特に気にすることも無く、読みかけていた小説を手に取った
大好きな作家さんの小説で、純愛物語なんだよね
幼なじみが好きな男の子にツンデレを発揮してるところで
その男の子も
『好きなんだろ?あいつのこと』ってクラスの子が言ったけど、
『別に好きじゃねえわ』って、言ってる場面で
その顔は多分赤くなってるって所かな
胸キュンラブストーリーっていいよね
読んでるこっちまでキュンとしてくるんだもん
「姫様〜、退屈してない?大丈夫?あ、お茶あるよ?」
私は小説から顔を上げると、那生希先輩が冷蔵庫から冷えたお茶のペットボトルを出してくれてるところだった
「あ、ありがとうございます!那生希先輩」
私が昔からよく言われてたのは
『見た目ギャルで誰にでも愛想悪い人かと思ったら、敬語使ってるところとか礼儀正しいところがあるから、みんなに好かれてるんだと思う』らしい
なんだったんだろ?
私は特に気にすることも無く、読みかけていた小説を手に取った
大好きな作家さんの小説で、純愛物語なんだよね
幼なじみが好きな男の子にツンデレを発揮してるところで
その男の子も
『好きなんだろ?あいつのこと』ってクラスの子が言ったけど、
『別に好きじゃねえわ』って、言ってる場面で
その顔は多分赤くなってるって所かな
胸キュンラブストーリーっていいよね
読んでるこっちまでキュンとしてくるんだもん
「姫様〜、退屈してない?大丈夫?あ、お茶あるよ?」
私は小説から顔を上げると、那生希先輩が冷蔵庫から冷えたお茶のペットボトルを出してくれてるところだった
「あ、ありがとうございます!那生希先輩」
私が昔からよく言われてたのは
『見た目ギャルで誰にでも愛想悪い人かと思ったら、敬語使ってるところとか礼儀正しいところがあるから、みんなに好かれてるんだと思う』らしい



